DOA2訴訟でウエストサイドの上告を棄却

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20041001k0000m040083000c.html
一般ネタですがちょっと興味があったので。
DEAD OR ALIVE2のキャラを裸にするソフトを販売したのが同一性保持権の侵害に当たるということで最高裁まで行って争っていたのが、この度上告を棄却する決定を出した。ということらしいです。

これってDVD-ROMに焼かれたプログラム自体には手を加えていないというところがポイントだったんですよね。つまり、「メモリカードのセーブデータの値を変更してみたらあらびっくり、キャラが裸になっちゃった。つまりテクモさんはもともとそういうモードを用意してたんですよね?」というのがウエストサイド側の言い分で、それに対し「このプログラムではセーブデータの値は絶対にそのような状態にならないのだから、これはやはり同一性保持権の侵害にあたる」というのがテクモ側のコメント。
で、後者の通りになったと。

「ウエスト側に200万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。」ということなんですが、たかだか?200万円のために最高裁までいったというのも、ウエストサイドの意地のようなものが感じられますね(そうか?)

それにしてもこういう判例が出ると、セーブデータを「本来ありえないくらい強い状態」にするツールは違法ということになりそうですね。「ゲーム中でありうるMAX状態」にするツールならギリギリセーフ…なのかな?