「画面の端を滑らかにする」を検証する

キャラクターの絵を、ウィンドウ枠なしに表示しようというとき、輪郭線の処理は結構大変なようです。Photoshopでいえば、レイヤーの重ね合わせで半透明(アルファチャンネル)が使えないようなもので、本来ならばピクセル単位で綺麗にジャギーを取るような作業が必要だったりします。
Chararinaの場合、というか、春菜ちゃんたち四姉妹はどうやらこれを計算でうまくやっているらしく、推測ではPhotoshopなどで描いた後、Chararinaで(Region.exeでも試せる)設定できる「透明化閾値」をうまくセットして表示しているようです。つまり透明度がこれ以上なら透明、これ以下なら不透明、と処理するわけですね。

それがこの画像です。これでもかなり綺麗ですが、髪の毛の細い房あたりはどうしてもギザギザしてしまうようです。

で、この「滑らか」機能を使うと、こちらの画像みたいになります。これだと完璧な綺麗さですね。元画像の透明度をそのまま反映しているみたいです(たぶん)。

ちなみにこの機能、輪郭線だけに働くのかというともちろんそうではなく、ドレス姿のサキちゃんみたいに足とか背景とか透けてる! ということもできるようです。透けるのが足だけでよかったですね(^^;